PCゲー
タ イ ト ル
評 価
プレイ年
Kanon
★★★☆☆
2014
銀色-完全版-
★★★★★
2014
White〜セツナサのカケラ〜
★★☆☆☆
2015
みずいろ
★★★★★
2015











Kanon メモリアルエディション全年齢対象版 / ★★★☆☆ / 2014年・秋

PCですが全年齢版です。東映版DVDが安売りされていたので衝動買い→なら原作もやらなきゃ!って訳でプレイ開始。
なんだけど、う〜ん、AIRよりハマらなかったなぁ…。冬が舞台のギャルゲーっていったら、個人的にはみずいろが最高峰だしね…。
とはいえ奇跡とかそーゆーのに抵抗はないので、決して嫌いじゃありません。

当時から舞ちゃんがビジュアル的にも声的にも好きだったんですが、実際プレイしてみるとやっぱりお気に入りのヒロインになりました。
シナリオなら真琴ルートが至高。どちらも恋愛より家族愛をテーマにしていて良かったです。
あゆルートはあまりにポンコツ先生すぎて。(笑)もちろんこっちが先なんですけどねぇ。

たい焼きをはじめ、各ルート(ヒロイン)にことごとく印象的な食べ物が登場するので食欲の湧くゲームでもある。(笑)
2014/12/12



銀色-完全版- / ★★★★★ / 2014年・冬

眩しかった日のこと…そんな夏の日のこと…

PS2の『みずいろ』にドハマリしたから、ねこねこソフトは全作プレイしよう!という訳で始めたんですが、いやはやこれは1作目から凄い作品と出会ってしまったなあ。という感じです。鬱ゲー…というか、ひたすら哀しいお話。学園モノのように感情移入しようとすると、ただただ不幸話が続くばかりでうんざりします。(笑)ので、純粋に小説のような物語を読む感覚で挑みましょー。

本当にほぼ全編にわたって暗い作風なので、そこに抵抗がない方には是非おすすめです!みんなも鬱になろう!2周やれば面白さも倍増!!
ちなみに私はクリア後すぐに2周目に突入しましたが、全部分かった後だとプロローグから早速「なるほど〜」って場面がありますのよん。

各章ごとに時代や登場人物が違うんですが、転生モノじゃないところがミソだね。以下、各章の簡単な感想。
1章:
とにかくいきなり救いがなさすぎて、「一体どうなってしまうんだ?」と。…け、結局どうにもならなかった…救われねえ(´;ω;`)
こういう時代には当たり前だったお話だったのかもしれませんが、心にグサグサくるシナリオでしたね。蛍と触れ合うシーン、「生きた証が欲しい」という台詞が
本当に印象的でした。

2章:
なにやら世間で評判が良いのは、巫女さん属性(+ぽんこつボイス)って事もあって2章っぽい?
でも個人的には予定調和というか、まぁこんなもんかな?って感じでした。(別に巫女さん属性ないし…)
「あやめ」という人物が登場しないという意味では異質なエピソード。

3章:
なんといっても、ねーちんが一番ハマった。そして1章と同様、先(希望)が全く読めませんでした。ある意味1章よりも絶望感が募りますなあ((( ゜Д゜)))
「どう決着つけるんだこれ…もう誰かが死ぬしかないやん…」と思ったら、トゥルーでもバッドでも死亡余裕でした/(・▽・)っておい!
朝奈もねぇ…男を呼び寄せる…のは、ま、まぁ、いいとしても、それ以降も首飾りに頼りっぱなしで流石に何だコイツ?状態。
志朗さん、彼も彼でなかなか頼りない性格だったけど、毎日お店に通わされてかわいそう。 ぜんぶ、ぜんぶ銀糸が悪いんや…………ねーちん(´;ω;`)

4章:
3章が凄すぎたあまり、開始早々、数日ほど放置していました…。「ねーちんの死を無駄にはしない…!」くらいの勢いで再開。
それでこのゲーム、CG回収のためバッドエンドも見ているんですが、4章のバッドは一際切なさ炸裂!!ただでさえ「こいついらなくね?」とか言われる主人公・三井くんが本当に、ほんとーーにただの厄介者で終わってしまったんですもん…。まさにバッドエンドの名に相応しい締めくくりでした。。

現代編と同時進行で銀糸誕生秘話も語られますが、こちらのあやめさんもめっちゃいい人ですね…はぁ。
全てはここから始まってしまったのか、と思うと言葉も出ません。

5章:
終わったーと思ったら…まだ不幸話続くんかい!!
ええと?この赤ん坊が1章の名無しちゃんで?姉妹が放り出されたのは旱魃の影響で?その旱魃が同時に銀糸を作るキッカケだったって?
はぁ……もうやだこの世界 ○| ̄|_

しかしラストでみんなが浮かばれるのは泣けますね。ここまで進んできた甲斐あったってモンです。あれは幻だったのか?それとも…?
一緒にあやめの花を見たい…現代の「あやめ」ちゃんがこの願いを叶えた事によって、銀糸が成仏(笑)したわけです。という事は幻なんかじゃなく、過去が改変
された?今まで銀糸に関わってきた全ての人が報われたのか?というかそうであってくれ(´;ω;`)ほんと、最後の皆の笑顔が忘れられません…。

という訳で心をエグられつつも印象深く、素晴らしい作品でした。OPテーマもこれ以上ないくらい作品に合ってます。
前作(無印版)とは違う曲ですが、本作の『ぎんいろ』はイントロから悲壮感MAXでもう心臓鷲掴みですね。(笑)
2015/01/19



White〜セツナサのカケラ〜 / ★★☆☆☆ / 2015年・春

ねこねこソフト処女作。
各シナリオとも短くて、説得力に欠けるのが気になりました。和泉ちゃん以外も幼馴染みorクラスメイトの腐れ縁とかだったら、キャラクター同士は顔見知りな訳ですから納得しやすそうだけど…。結構重いものを背負ってる子もいるなか、「え?それで良いの…?」ってなりますよね。
みかなの「変な名前」、まどか先輩のハーフだという家庭環境やら、「もっと掘り下げられるだろこれ」ってネタも目につきます。でもあれ以上尺を伸ばしてもなぁ…てなクオリティなので、これで良かったのかも。(汗

お気に入りヒロイン…というかシナリオは千波ちゃん。短いなりにキチンとまとまっていて、さすが片岡とも先生と言わざるを得ない。むしろこっちが真・和泉ルートと言っても良かろう。(笑)…でもあの状況からCGコンプのためにえちぃさせるのは鬼畜すぎるよ先生 ヽ(`д´)ノ

純粋に評価するとアチャーな感じですが、『みずいろ』の正統進化っぷりを感じられる作品です。
でもやっぱり「ねこ作品は全制覇するぜーっ!」って人か、関西弁の金髪ツインテールを拝みたい人以外はやならくて大丈夫です。(笑)
2015/05/27



みずいろ / ★★★★★ / 2015年2〜3月

念願のPC版、オールクリアです。ま、無条件にこの評価ですね (-▽-)
純粋な感想はPS2版の方を見てもらうとして、2周目の発見としては…随所に銀子の姿が!(笑)
あとはやっぱり、麻美さんルートにヒロイン全員登場したのが印象的でした。PS2版で最初にクリアした麻美さん。ネットに転がっていたオススメのプレイ順に従った訳ですが、確かに世界観を掴みやすいルートですよね。個人的にはキャラ・世界観ともに愛着の湧いた2周目の方が楽しめた麻美さんルートでした。
逆に清香ルートは初回プレイよりも長く感じたなぁ…。なんでだろ?ひたすら砂絵なので、展開を知っていると余計ダルくなるのかも…。

そしてPC版の醍醐味といえば、やはりアフターえちぃです。麻美さんがすごい積極的!と思いきや、ひよりんがまた濃厚で。(笑)
噂には聞いていましたが、本編がストーリー重視な分、体操服にスク水とバラエティ豊かで飽きさせないオマケでした〜。
湯けむりOL旅情はぐれグルメ三毛(以下略)は知ってても爆笑せざるを得ない。(笑)
2015/04/01